掌蹠膿庖症 鬱の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
10年以上前から掌蹠膿庖症で悩んでおり、色々病院を試したが良くならず、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
手の平が紅くジュクジュクして、とても痒い状態が続いているそうです。また、首や足の裏もガサガサして精神的にも鬱になっていて、足の裏は腫れあがって歩きにくい状態でした。食生活も不規則で、生活リズムも乱れがちのようです。病院の皮膚科からはオキサロール、マイザー、アレロック、ビオチンを処方されているそうですが、あまり効いていないそうです。
心療内科ではビビットエース、マイスリー、エチカーム、エチゾラム、ガスポートを処方されているそうです。カウンセリングを受けている事がストレスになって疲れるそうです。できれば薬をやめていきたいとのことでした。
48歳 男性
中国医学的には『湿熱旺盛』の状態と考えられます。その為、体に溜まっている「熱」・「湿熱」をとってくれる漢方、消化吸収を助けていく漢方をお渡ししました。
1か月ほどして手の平や足の裏の炎症や赤みがとれてきているという報告を受けました。今まで足が腫れあがり歩く事も難しい状態でしたが、歩けるようになってきたそうです。また、手のひらの痒みも以前のように酷くなくなってきているようです。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学では食生活の乱れから掌蹠膿庖症だけではなく、尋常性乾癬・アトピー性皮膚炎になる方が多く見受けられます。
欧米食・味の濃い物・刺激物・甘い物の摂りすぎで胃腸に負担がかかり体調を崩しやすくなります。また、動物性たんぱく質・高カロリー食・高脂肪食の物も控えていきましょう。薄味の和食を心がけていく事が大切です。
皮膚の疾患は食事・スキンケア・漢方薬の3つをシッカリしていく事で良くなられる方が多くいらっしゃいます。色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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